みかんのマルチ張り作業を依頼しました
山口 隆太郎氏(山光農園)
以前から大村市青年農業者会(4Hクラブ)の活動「おおむらゆでぴープロジェクト」を通して福祉施設とは関りを持っており、落花生の播種作業、もぎ取り作業、食品加工等を依頼しました。
今回は自分の圃場で【みかんマルチ張り作業】をセルプ大村さんに依頼しました。作業内容は重しを移動させ既存のマルチを広げ固定するといった感じです。利用者さんにできるかなと不安でしたが、同行の施設職員さんが作業指示を行ってくれたので、問題なく作業が行えました。利用者さんが一生懸命作業を行っている姿が印象的でした。普段1人でしている作業でしたので、早く作業を終わらせることができ助かりました。
人手を要する新規のみかんマルチを張りや、収穫後のコンテナ運びなど活躍の場になるのではないでしょうか。今後も何かあれば作業をお願いしたいと思います。
相川 克也(セルプ大村)
山口さんとは農福マルシェのイベントブースで隣だったことがきっかけでそれから交流を持っています。山口さんが育てたみかんを使って、【おやつみかん】という農福連携商品を作ることもできました。
今回はみかんのマルチ張り作業の依頼でしたので、施設で畑作業を行っている利用者さんと一緒に山口さんの圃場で作業を行いました。普段重い物などを積極的に運んでくれる利用者さんでしたので重しの移動は得意気に行われていました。
作業終了後、利用者さんが「いつもと違う場所で、違う作業だったのできつかったけど楽しかったです」と笑顔で話されたので良い刺激になったのかなと感じました。
「農福連携という言葉を聞くけど、大丈夫なんだろうか?どんな作業が出来るのだろう?」と不安に思われる農家さんもいるとか思います。「実際にはこんな仕事もできますよ!」ということを、福祉施設側からも情報発信していかなければいけないと思っています。福祉施設は仕事が欲しい、農家さんも人手が欲しいといった需要と供給がうまくマッチングしていい流れを作りたいですね。農福連携を通して、地域・農業・福祉を面白くしていきたいです!